ボーナス払いを利用した住宅ローンのメリットとポイント

住宅ローンを組む際には、いかに負担の少ない状況で返済していける環境を用意するかが重要になってきます。
その際にひとつの選択肢となるのが、ボーナス払いです。
この返済方法を検討する際には採用することで月々の返済にどんな変化があるのか、どんなメリットが得られるのか、どんな注意点があるのかをよく踏まえたうえで判断することが重要になってきます。

ボーナス払いの仕組み

住宅ローンの基本は、返済期間中に毎月決められた金額を返済していく形をとっています。
そのため、月々の生活費を過度に圧迫しない範囲内で返済額を決める必要があるわけですが、ボーナス払いを導入することでその毎月の返済額を軽減することが可能です。
あらかじめローンを組むときに、返済額のなかにボーナスでの支払い分を割り当てたうえで月々の返済額を決めていきます。
たとえば数千万円のローンを組む場合、その5分の4を毎月の返済分に割り当て、残りの5分の1をボーナスで支払う形にするのです。
そうすることでローン全額を毎月の支払いで返済していく場合に比べて、月々の返済額を軽減することができるのです。

住宅ローンのボーナス払いのメリットは？

このように住宅ローンにおけるボーナス払いのメリットは、月々の返済額を減らすことができる、につきます。
そのため全体の返済額のうち、ボーナスで支払う分の割合をどの程度にするかによって得られるメリットに大きな差が出てきます。
簡単に言えば、ボーナス払いの割合が高くなれば高くなるほど月々の返済額を少なくすることができるのです。
30％以上の割合でもかなり負担が少なくなり、賃貸物件と変わらない程度の金額でマイホームを持つことができるようになります。

住宅ローンのボーナス払いにおけるポイントは？

ただし、良いことばかりではなく、注意すべきポイントもあります。
最大のポイントは「返済額の総額が増える可能性が高い」ことです。
ボーナス時にまとまった金額を返済する形にすることで住宅ローンの元金を返済するペースが若干遅くなるため、利息の負担分が多くなってしまうのです。
また、今後もボーナスを継続的にボーナスを受け取ることができるのかも重要なポイントになります。
月給とは違いボーナスは、必ず支給されるとは限りません。
企業の経営状況にも左右されますし、転職によって劇的に環境が変わってしまうこともあります。
こうした長期的な状況も踏まえたうえで計画を立てていく必要があるのです。

まとめ

今回は、住宅ローンを組む際にボーナス払いを利用するメリットとポイントについて解説しました。
このように住宅ローンのボーナス払いには、返済額は軽減されるメリットがあります。
一方で注意したいポイントもあるため、本当に自分たちに向いた方法なのかどうかをよく検討する必要があります。
太宰府市近郊の土地・マンションをお探しなら株式会社うーの家にお任せください。
不動産売却・購入だけでなく、リフォームも対応可能でございます。
福岡市南区・春日市・大野城市・筑紫野市など、その他エリアも幅広くご案内可能でございますので、まずはご相談ください。